2007年2月アーカイブ

団塊の世代の"還暦定年"がいよいよ始まる。670万人もいる世代だから、その生き方は経済・社会に大きな影響を与える。注目されるのは当然だ。各種調査によると「定年帰郷」など田舎への移住を考えている人も結構いる。何でもあって便利な都会を離れるのは相当な決意が必要だろうが、既に決断している人も多い。それだけ田舎暮らしにはひかれるものがあるのだろう。

田舎暮らしを考える理由は、「悠々自適な暮らし」といった新たな生き方を求めてのことだが、その他の理由の第一は「自然環境が良いから」で5割を超える。次いで「生まれ育った田舎だから」「ふるさとが好き」等である。自然志向の価値観から田舎暮らしを模索する人と家族の事情から帰る人に大別される。移住先は、生まれ育ったところを考えるのが一般的だが、山や海が近いことなど自然環境の豊かさを第一にしている人も多い。

それは、あまりにも都市化したところで生きてきた結果か。競争社会の荒波に、もまれ続けた末の「やすらぎ願望」でもあろう。田舎暮らしや自然の中で生きることは、そもそも人間の求める世界なのかもしれない。

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スタッフ / 里山